@article{oai:iidawjc.repo.nii.ac.jp:00000137, author = {酒井, 真由子 and 土屋, 由}, journal = {飯田女子短期大学紀要, Bulletin of Iida Women's Junior College}, month = {May}, note = {application/pdf, 保育現場と切り離された大学の教室で学ぶ学生に対して,実際の保育現場に触れる一つの方法として,事例を用いた授業展開が挙げられる.本研究の目的は,A短期大学における「保育・教職実践演習」の授業実践の報告と学生の記録から,多くの学生に共通してみられる傾向性を分析し,事例を扱う授業の課題を検討することである. 多様で複雑な保育現場の問題に対応していくためには,専門的な知識や理論,高度な技術を身につけていくことは必須であろう. しかし一方で,保育現場は様々な人間や出来事が絡み合い,複雑であること,子どもは理解不能な存在であるということを理解することも必要である.そこで本稿では,事例を扱った授業展開について検討することにより,保育者を養成する過程で,学生が自分の無力さを自覚するような経験をすること,および他者の意見を受け入れることで自分の考えが揺らぎ,もう一度考え直すことのできる授業を展開する必要性を提案した.}, pages = {185--193}, title = {事例を扱う授業の課題と展望 ―「保育・教職実践演習」の実践を通して―}, volume = {32}, year = {2015} }