@article{oai:iidawjc.repo.nii.ac.jp:00000139, author = {川俣, 幸一 and 山下, 紗也加}, journal = {飯田女子短期大学紀要, Bulletin of Iida Women's Junior College}, month = {May}, note = {application/pdf, 本FD研究の目的は調理系の実習において反転授業の効果を明らかにする事であった.本学の食品開発実習を履修する47人を対象とした.この実習は1班あたり5~6人に分かれ,班単位で缶詰やレトルト,瓶詰などの殺菌済みの加工品を作るものである.予習動画は,前年度以前にデジカメにて撮り貯めた動画データを元にWindows Movie Makerを用いて制作した.動画の内容は,実習製品が材料から完成するまでのダイジェストを5分程度にまとめた.動画にはテロップを入れ,何の作業中であるのかの簡単な解説を加えた.予習動画はwmv形式で作成し,基本的に各実習の一週間前に CD-R にダビングしたものを配布した.実習の中間期 (第8回) において,実施した全5回 (第2~5回,第7回) の反転授業に対するアンケート調査を実施した.結果として,46人より回答を得たアンケートにおいて,平均視聴率は89.1~100%,平均視聴回数は1.1~1.6回であった.視聴時期は実習の前日(54.3~68.9%) が,視聴場所は自分の部屋 (76.1%) が最も多かった.自由意見では 「作業の流れが理解できた」が最も多かった (36.2%).なおこの実習における学生の満足度は高かったが,重回帰分析の結果,実習中に各人が感じていた 「作業効率の上昇」 が満足度向上に繋がっていた事が明らかとなった.本学は資格系のコースが多く,必然的に実習が多くなっている.国内の高等教育では主として四年制大学で普及している反転授業であるが,今回実習系の科目においても反転授業は有効であったため,短期大学でも実習系の科目などをきっかけに実施を検討していく必要があると考える.}, pages = {205--211}, title = {短期大学調理系の実習(食品開発実習)において反転授業を試みた事例報告}, volume = {32}, year = {2015} }